現役外資コンサルタントが教える、外資系へ転職するための3つのアドバイス

こんばんわ!

外資系コンサルタントの謙介です。

最近、よく『外資系へ転職するためにはどうしたら良いか?』『外資系へ就職したが、何かアドバイスはあるか』といった
質問を中途希望者・学生の方からよく聞かれます。

外資系を志す理由はたくさんあると思います。

例えば、それは『給与が高い』であったり、『英語が使えて、国際的な環境で働ける』であったり、ただ単純に『モテる』からかもしれません。

理由は人それぞれだと思います。

外資系も業界や業種、また会社によって千差万別だったりするのですが、
絶対に覚えておいた方が良い外資系共通の『考え方』は存在します。

本日は、それらをちょっと紹介したいと思います。

1. 結果が全て

外資系では、仕事においては一般的には『結果』が求められます。
その『過程』というのはあまり評価されたりしないのが一般的です。

プロ野球選手で喩えてみましょう。

例えば、打率が3割7分ある選手というのは、バッターとしては相当優秀な選手と言えます。

明確な『結果』を数字として出しているので、それが評価されるわけですね。

そのバッターはあくまで彼の成績が評価されているのであって、彼の選手としての『練習時間』や、『努力』だとか
『頑張り』だとか言った過程の部分が評価されているわけではありません。結果を出してはじめて過程が評価されるのです。

正直、観客やファンからすると彼が努力しているかとかどうでも良い話で、
大切なのは彼がバッターとしてヒットやホームランを打つことでしょう。

寝る間を惜しんで練習しても、打率が0.7割の選手を評価する人なんていませんよね?

仕事も全く一緒です。

『結果=アウトプット」を出さない人は誰からも信頼されません。

私が見てきた外資系の会社を見ても、こういった考え方の会社は非常に多いです。

つまり、結果や価値を出してさえいれば、別にサボろうが遅れて出社しようがどうだって良いのです。

その反面、自分の結果の出なさやデキなさを『根性論』や『頑張り』でカバーすることは残念ながらできません。

外資系とは、そういった場所です。

『自分はちゃんと結果を出せる人間か』、『ちゃんと会社や社会に対して固形の価値を出せるだろうか?』、
などは立ち止まって、客観的に自分を見つめ直すと良いかもしれません。

もちろん、全ての外資系の会社がこうではないかと思いますが、一般的な傾向としてこういう特徴があると言えます。

2. 論理的な思考/ロジカルな考え方が求められる

最近、ロジカルシンキング/論理的思考の必要性を謳う本とか、増えてきましたよね。
そもそもなぜロジカルシンキングとか、論理的な思考ってなぜ必要なのでしょうか?

結論から言うと、論理的=ロジカルであることが、ビジネス上のコミュニケーションでは必須となるからです。
他にも理由はたくさんあるのですが、私はロジカルシンキングがコミュニケーションの場で最も役に立つものと考えています。

ロジカルでないと、なぜビジネス上のコミュニケーションで困るのでしょうか?

『主観的』と『論理的』という概念を使って説明しましょう。

例えば、『彼は足がすごく速いです。』というのは主観的な考え方です。

何故ならば、Aさんにとって『速い』と感じる速度も、Bさんにとってはそれが『遅い』かもしれないからです。

『彼は100mを走る速度が12.6秒です。日本国内の成人男子の平均が14秒であることを鑑みると、1.4秒も平均男子よりもタイムが
短いので、日本国内おいては彼は足が速いと言えます』と言うのが客観的な物の見方です。

数字を使うことによって、誰でも同じ指標や目線で物事が語れるわけですね。

論理的であるとはイコール客観的であるということです。

日本では、『阿吽の呼吸』や『空気を読む』概念などが多く、『そんなこと言われなくても分かるでしょ』的な価値観が多いですよね。

我々日本人は単一民族なので、国民の大半が似通った背景で育っており、自分とは異なる概念に触れる機会が少ないからです。

しかし、アメリカやヨーロッパのように多国籍国家は違います。

常に違う価値観と触れあい、ぶつかってきた歴史があるので、彼らの思想や考えを押し付けあっているだけでは議論も何もあったものではありません。異なる価値観や考え方を語り合っても、分かりあえるはずがありません。

だからこそ、そういった社会では客観的に物事を語る『ロジカルシンキング』が重宝されるのです。

これをビジネスの場で応用すると、例えば、

『ここのトイレの待ち時間って本当に長いですよねー。』
『なんか雨が降った日はなんとなくタクシーの売上が上がる気がする』
『皆さん業務の効率が悪いので、改善して早く帰りましょう』

というのは全て主観的な物の見方です。

『ここのトイレは、1人あたりの平均待ち時間が3.7分です。これは、東京の公共トイレの平均の0.7分と大きく差がありますので、改善する必要があります』
『雨が降った日は、雨が降ってない日に比べて乗車率が27%上がっています。売上は単価 x 回転率で、回転率が27%上がっている分売上が1.8倍になっているのが分かります。』
『皆さんの業務を観察していたら、平均して1人あたり17分がプリンターを待っている時間に費やされているのが判明しました。最新型のプリンターを導入することでここの待ち時間を削減し、
グループ全体の帰宅時間も17分早められるのではないかと思います。』

というのが客観的な見方です。

外資系に努めようと考えた場合、自分の価値観や考え方ではなく、客観的に見て正しいと思えるような主張をする必要があります。

外資系への転職を志す皆様は、数字などを用いて、自分の主張を客観的にする癖をつけましょう。

3. アピールをする

ここも相対論にはなりますが、日系企業のように、陰で頑張っていたら、俺の頑張りは評価されるだろうな・・という風な甘い考え方は通用しません。

外資系は、アピールしてなんぼの世界です。

結果を出す事はもちろん重要ですが、それと同じくらい、自分の存在感や成果をアピールすることも、生き残る術としては必要になってきます。

外国人はもともと自己主張が多いので、会議中などは、物言わぬ日本人はどうしてもその陰に隠れてしまいがちです。

生き残る生存方法として、しっかりと自分が会社にいる価値や重要性はアピールするようにしましょう!

社内メールで人をたくさんccに入れて頑張りをアピールするのでも良いですし、上司を呑みに誘ってポロッと自分の功績を言うのでも良いですし、会社主催のBBQで積極的に手伝ったりしても良いかもしれません。
※私はあまり得意ではありませんが・・

大切なのは、要するに『頑張っていたら誰かが見てくれていて、評価してくれるだろう』という考え方を持たないということです。

嫌らしいようですが、外資系の会社で生き残るには重要なことです♪
いかがでしたでしょうか。

外資系に努める人間なら、『当たり前だろ、そんなこと・・』と思われるような内容も多いのではないかと思いますが、
外資系を志す方には最低限上記3点を抑えて頂きたいと思います。

それでは、また。

SNSでもご購読できます。