転職ノウハウ

年収2,000万も夢じゃない!?外資系のメリットとデメリット

こんばんは。現役外資系コンサルタントの謙介です。

ぶっちゃけ、『外資系のメリットとデメリットって何!?』をこの記事では徹底解説します。

・・・とその前に、『お前は誰だよ』ってならないために、軽く自己紹介しますね。

新卒で外資金融機関(資産運用)に入社→外資系ベンチャーの手伝い→外資コンサルを経て、現在も外資系コンサルに勤めています。

なので、外資系の企業に関してはそれなりには分かっているつもりです。

当たり前ですが、外資系企業には、それなりのメリットもあればデメリットもあります。

是非参考にして頂き、皆様のキャリア形成に役立てて頂ければと思います。

1.外資系のメリットおよびデメリット

外資系企業のメリット 外資系企業のデメリット
  • 給与が高い
  • 成果主義
  • 優秀な人が多い
  • 人間関係がドライでフラットな事が多い
  • 意味の分からない飲み会などを強要されない
  • 本社とのコミュニケーションなど、英語でのやり取りが多い
  • セクハラなどに関して日本企業よりはシビアなポリシーがある
  • クビになる
  • 教育されない
  • 『冷たい』人が多い
  • 成果主義な故、デキないと辛い
  • 日本支社は本社から見ると営業拠点でしかないので、あまり戦略的なことができない

さてさて、大体こんな感じでしょうか。

1-1.外資系のメリット

給与が高い

これは言わずもがなですが、給与は高いです。もちろん外資系企業といえどバラつきはあるのですが、日系企業に比べると報酬は高めの水準です。あまり参考にならないかもしれませんが、僕の新卒の時の初任給は750万円で、サインオンボーナス(要するに、入社ボーナス)が60万だったので、合計で810万円でした。2年目で960万円です。もちろん外資系の金融機関だったので、外資系の中でも給与が高い、というのはあるのでしょうが、人材を確保するためには金を出し惜しまないのが外資系の特徴と言えるでしょう。私のような凡夫がなぜ潜り込めたか不思議です。

成果主義

企業によってバラつきはあるものの、外資系の傾向として『成果主義』なのが挙げられます。あまり過程とかプロセスは評価されず、結果のみが評価される会社も多いです。私が新卒の頃言われたのが、『お前たちはプロ野球選手と一緒なのだから、結果を出さないといけない』でした。これは、実力がある人には非常に分かりやすく、合理的なシステムです。結果を出せばポンポンと昇進もしていくので、ちゃんと結果を残せる人は外資系に非常に向いていると言えます。

優秀な人が多い

はい。これも相対論ですが、日系企業に比べると仕事がデキたり、頭が良かったりする人が多いです。給与の高さにつられて皆さん外資系の企業に来るのですね。私は優秀ではありませんが、周りの優秀な人と一緒に働けるのはそれだけで幸せだったりします。彼らから学んだり、彼らのスキルを盗んだりできるからです。これは非常に大きなメリットと言えるでしょう。

人間関係がドライでフラットな事が多い

今いる外資系コンサルティング会社なんかがまさにそうですが、年次など関係なく、正しい事を言ってさえいればどんなに若くとも意見を主張できます。仮にそれが本部長クラスであったとしても、です。西洋の文化は、とにかく意見を主張する文化ですので、外国人が多い外資系の企業ほどこの傾向にあるでしょう。逆に、部屋の片隅で物言わずにひっそりとしていると、『会議に出て発言しないのならば、君が提供している価値は0だから次から出なくて良い』など普通に言われたりします。

意味の分からない飲み会などを強要されない

これも会社によりますが、人間関係がドライなので飲み会とかは強要されることは少ないです。私が今いる会社や、その前の会社でもそういった雰囲気は0でした。

本社とのコミュニケーションなど、英語でのやり取りが多い

まぁ当たり前なのですが、本社とのコミュニケーションは全て英語で行われたりしますので、英語を活かしたい!という方には外資系の企業は向くでしょう。実際私が新卒で入った会社でも、今の会社でも日常的に他国オフィスとのやり取りが発生しています。アメリカやヨーロッパとは時差があるので、必然的に労働時間が長くなったりしますが・・。

セクハラなどに関して日本企業よりはシビアなポリシーがある

グローバルな企業であれば、グローバルポリシーとしてセクハラやパワハラに非常にシビアな会社も多いです。私が今いる会社でも、通報ホットラインなどがあり、セクハラをしたりパワハラをしようものなら速攻で処罰されたりします。

1-2.外資系のデメリット

クビになる

はい。まじでクビになります。私が最初に入った会社の時、ハワイから帰ってきたら同僚が3人クビになっていて泣きそうになりました。また、ランチに行ったと思ったらそのままオフィスに帰らず・・・だった部長もいます。恐ろしい話ですが、外資系の企業(特に金融)だとわりと普通にあったりします。この前久々にあった同僚も、『今年のはじめクビになったんです』と笑いながら言ってました。

教育されない

はい。教育されません。『高給貰ってるんだからお前らは一人前なんだろ?自分一人でやれや』みたいな事を普通に言われながら育ちました、僕。仕事なんて当然デキず、本当に最初の2年間はずっと右往左往して泣きながら仕事してました。新人の頃は、ニューヨークで研修があったりしましたが、日本での研修は0。『お世話になっております』もまともに言えない状態から電話を取ったのを今でも覚えています。トホホ・・・。

『ライオンは子供を崖から蹴落として、這い上がってきた奴だけ鍛える』みたいなたとえ話ってあるじゃないですか。あんな感じです。

『冷たい』人が多い

これは大分僕の主観が入りますが、私が見てきた範囲で述べさせて頂くと日系企業に比べて嫌な人が多いのが外資系です。『人を蹴落としてやろう』とかって人も多いですし、良い人達に囲まれて仕事をしたいなら外資系の企業じゃない方が良いかもしれません。今振り返っても、本当に色々とヒドい事言われてたなーとか思います。まぁその分僕がデキなくて生意気だったからなんですけども。

成果主義な故、デキないと辛い

正直、給与が高くて成果が求められる外資系の企業では、仕事がデキないと非常に辛いと思います。これは間違いありません。求められるスキルやら技能は会社によってまちまちだと思うのですが、ベースの能力(パワーポイント、エクセル)やある程度の頭の良さ、行動力や英語力などは兼ね備えておかないとキツいかもしれません。当然、仕事がデキないと周りの風当たりがキツいだけでなく、クビになったりします。

日本支社は本社から見ると営業拠点でしかないので、あまり戦略的なことができない

GoogleだろうがAppleだろうが外資系の企業ならばどこでもそうですが、本社から見たら日本は異国の営業拠点となりますので、あまり戦略チックな事はできないことが多いです。大抵の場合、本社から落ちてきた売上目標やらその他KPIを達成する事、また日本でのブランディングが主な仕事だったりします。なので、本社の経営企画や戦略マーケティングなどをしたい場合、(本社に行ける実力があるならば)本社に行った方が良いでしょう。

2.まとめ

いかがでしたでしょうか。これらが、外資系の企業に勤める大まかなメリットとデメリットかと思います。

もちろん、企業間で差はあったりするのですが、大まかな傾向としてはどこでも当てはまるのではないかと思います。

外資系の企業へ転職を検討されている方がいましたら、ぜひ参考にしてください。

尚、外資系企業への転職をお考えの方は、JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)『BIZREACH(ビズリーチ)』などの転職エージェントを使われると良いでしょう。

それではまた♪

外資系企業のメリット 外資系企業のデメリット
  • 給与が高い
  • 成果主義
  • 優秀な人が多い
  • 人間関係がドライでフラットな事が多い
  • 意味の分からない飲み会などを強要されない
  • 本社とのコミュニケーションなど、英語でのやり取りが多い
  • セクハラなどに関して日本企業よりはシビアなポリシーがある
  • クビになる
  • 教育されない
  • 『冷たい』人が多い
  • 成果主義な故、デキないと辛い
  • 日本支社は本社から見ると営業拠点でしかないので、あまり戦略的なことができない

現役外資コンサルタントが教える、外資系へ転職するための3つのアドバイス

こんばんわ!

外資系コンサルタントの謙介です。

最近、よく『外資系へ転職するためにはどうしたら良いか?』『外資系へ就職したが、何かアドバイスはあるか』といった
質問を中途希望者・学生の方からよく聞かれます。

外資系を志す理由はたくさんあると思います。

例えば、それは『給与が高い』であったり、『英語が使えて、国際的な環境で働ける』であったり、ただ単純に『モテる』からかもしれません。

理由は人それぞれだと思います。

外資系も業界や業種、また会社によって千差万別だったりするのですが、
絶対に覚えておいた方が良い外資系共通の『考え方』は存在します。

本日は、それらをちょっと紹介したいと思います。

1. 結果が全て

外資系では、仕事においては一般的には『結果』が求められます。
その『過程』というのはあまり評価されたりしないのが一般的です。

プロ野球選手で喩えてみましょう。

例えば、打率が3割7分ある選手というのは、バッターとしては相当優秀な選手と言えます。

明確な『結果』を数字として出しているので、それが評価されるわけですね。

そのバッターはあくまで彼の成績が評価されているのであって、彼の選手としての『練習時間』や、『努力』だとか
『頑張り』だとか言った過程の部分が評価されているわけではありません。結果を出してはじめて過程が評価されるのです。

正直、観客やファンからすると彼が努力しているかとかどうでも良い話で、
大切なのは彼がバッターとしてヒットやホームランを打つことでしょう。

寝る間を惜しんで練習しても、打率が0.7割の選手を評価する人なんていませんよね?

仕事も全く一緒です。

『結果=アウトプット」を出さない人は誰からも信頼されません。

私が見てきた外資系の会社を見ても、こういった考え方の会社は非常に多いです。

つまり、結果や価値を出してさえいれば、別にサボろうが遅れて出社しようがどうだって良いのです。

その反面、自分の結果の出なさやデキなさを『根性論』や『頑張り』でカバーすることは残念ながらできません。

外資系とは、そういった場所です。

『自分はちゃんと結果を出せる人間か』、『ちゃんと会社や社会に対して固形の価値を出せるだろうか?』、
などは立ち止まって、客観的に自分を見つめ直すと良いかもしれません。

もちろん、全ての外資系の会社がこうではないかと思いますが、一般的な傾向としてこういう特徴があると言えます。

2. 論理的な思考/ロジカルな考え方が求められる

最近、ロジカルシンキング/論理的思考の必要性を謳う本とか、増えてきましたよね。
そもそもなぜロジカルシンキングとか、論理的な思考ってなぜ必要なのでしょうか?

結論から言うと、論理的=ロジカルであることが、ビジネス上のコミュニケーションでは必須となるからです。
他にも理由はたくさんあるのですが、私はロジカルシンキングがコミュニケーションの場で最も役に立つものと考えています。

ロジカルでないと、なぜビジネス上のコミュニケーションで困るのでしょうか?

『主観的』と『論理的』という概念を使って説明しましょう。

例えば、『彼は足がすごく速いです。』というのは主観的な考え方です。

何故ならば、Aさんにとって『速い』と感じる速度も、Bさんにとってはそれが『遅い』かもしれないからです。

『彼は100mを走る速度が12.6秒です。日本国内の成人男子の平均が14秒であることを鑑みると、1.4秒も平均男子よりもタイムが
短いので、日本国内おいては彼は足が速いと言えます』と言うのが客観的な物の見方です。

数字を使うことによって、誰でも同じ指標や目線で物事が語れるわけですね。

論理的であるとはイコール客観的であるということです。

日本では、『阿吽の呼吸』や『空気を読む』概念などが多く、『そんなこと言われなくても分かるでしょ』的な価値観が多いですよね。

我々日本人は単一民族なので、国民の大半が似通った背景で育っており、自分とは異なる概念に触れる機会が少ないからです。

しかし、アメリカやヨーロッパのように多国籍国家は違います。

常に違う価値観と触れあい、ぶつかってきた歴史があるので、彼らの思想や考えを押し付けあっているだけでは議論も何もあったものではありません。異なる価値観や考え方を語り合っても、分かりあえるはずがありません。

だからこそ、そういった社会では客観的に物事を語る『ロジカルシンキング』が重宝されるのです。

これをビジネスの場で応用すると、例えば、

『ここのトイレの待ち時間って本当に長いですよねー。』
『なんか雨が降った日はなんとなくタクシーの売上が上がる気がする』
『皆さん業務の効率が悪いので、改善して早く帰りましょう』

というのは全て主観的な物の見方です。

『ここのトイレは、1人あたりの平均待ち時間が3.7分です。これは、東京の公共トイレの平均の0.7分と大きく差がありますので、改善する必要があります』
『雨が降った日は、雨が降ってない日に比べて乗車率が27%上がっています。売上は単価 x 回転率で、回転率が27%上がっている分売上が1.8倍になっているのが分かります。』
『皆さんの業務を観察していたら、平均して1人あたり17分がプリンターを待っている時間に費やされているのが判明しました。最新型のプリンターを導入することでここの待ち時間を削減し、
グループ全体の帰宅時間も17分早められるのではないかと思います。』

というのが客観的な見方です。

外資系に努めようと考えた場合、自分の価値観や考え方ではなく、客観的に見て正しいと思えるような主張をする必要があります。

外資系への転職を志す皆様は、数字などを用いて、自分の主張を客観的にする癖をつけましょう。

3. アピールをする

ここも相対論にはなりますが、日系企業のように、陰で頑張っていたら、俺の頑張りは評価されるだろうな・・という風な甘い考え方は通用しません。

外資系は、アピールしてなんぼの世界です。

結果を出す事はもちろん重要ですが、それと同じくらい、自分の存在感や成果をアピールすることも、生き残る術としては必要になってきます。

外国人はもともと自己主張が多いので、会議中などは、物言わぬ日本人はどうしてもその陰に隠れてしまいがちです。

生き残る生存方法として、しっかりと自分が会社にいる価値や重要性はアピールするようにしましょう!

社内メールで人をたくさんccに入れて頑張りをアピールするのでも良いですし、上司を呑みに誘ってポロッと自分の功績を言うのでも良いですし、会社主催のBBQで積極的に手伝ったりしても良いかもしれません。
※私はあまり得意ではありませんが・・

大切なのは、要するに『頑張っていたら誰かが見てくれていて、評価してくれるだろう』という考え方を持たないということです。

嫌らしいようですが、外資系の会社で生き残るには重要なことです♪
いかがでしたでしょうか。

外資系に努める人間なら、『当たり前だろ、そんなこと・・』と思われるような内容も多いのではないかと思いますが、
外資系を志す方には最低限上記3点を抑えて頂きたいと思います。

それでは、また。